知的財産管理技能検定の難易度は、等級によって雲泥の差。

■キャリア5年以上、知的財産管理技能検定1級の難易度。

これから知的財産管理技能検定を受検しようと思っている人たちにとって気になるのはその難易度です。

しかしみなさんがそう感じているように、知的財産管理技能士はいまもっとも人気の高い職業であり、将来の安定性を考えても有効な資格といえます。

知的財産管理技能検定の難易度は、その級によって異なります。

たとえば知的財産管理技能検定の1級は、知的財産管理のうち特許専門業務の職種に就いている、あるいはこれから就こうとしている人が取得すべき資格で、実務上、上級にあたる技能者としての高い技能と広範で深い知識が要求されます。

したがって知的財産管理技能検定で1級を獲得するための難易度は、この検定の級別の中でも最上位にあると言って間違いありません。

毎回実施される検定でも合格率は4%~6%と極端に低いものです。

知的財産管理技能検定1級は、すでに知的財産関係の仕事で5年以上のキャリアがあることが受検資格となりますから、誰もが簡単に受検できるものではありませんが、企業の第一線に立ってより以上の活躍をめざそうとする方、またキャリアアップの手段として所属する会社や団体から受検をすすめられている方には、チャレンジのし甲斐があるレベルです。

■ハードルが下がる知的財産管理技能検定2級の難易度。

企業や団体に属して5年以上のキャリアのない人は、知的財産管理技能検定の2級か3級からスタートすることになります。

そこで知的財産管理技能検定2級の難易度はどうかというと、“管理業務における知的財産管理分野の中では中級クラスの技能者がもつ技能や知識”ということになります。

1級にくらべると比較的やさしいうえに、周囲からの評価が高い資格(等級)といことになります。

それ故にチャレンジする人の数も多く、合格率は40%台といっきに跳ね上がります。

ただしこの2級にも受験資格があり、その受験資格を充たしていない人は3級からのスタートになります。

2級の受験資格は、知的財産に関する業務に就いて2年以上の実務経験があること。

知的財産管理技能検定3級に合格しその資格を有していること。

知的財産検定2級、または準2級の認定者であること。

学科試験と実技試験の2級科目試験に合格していることなどです。

また大学・大学院を修了・卒業した人は「検定職種科目」で10単位以上を修得していることが前提となります。

それ以外の人は3級からの受検となります。

■知的財産管理技能検定3級の難易度。

管理業務の知的財産管理において初級の技能者がもつべき技能・知識であることから、ある程度の勉強をした人であればチャレンジできる難易度です。

試験は知的財産に関する常識的な知識と技能問われます。

ただし常識といっても、一般常識とはことなり“知的財産関連業界の一般常識”ですから誤解のないように。

知的財産管理に初めて足を踏み入れるという方は、専門的なそれなりの勉強と受検対策を講じる必要があります。

知的財産管理技能士としての出発点であり、今後のプロとしての土台づくりになります。